私のアヴィヤンガの実験レポートの前に、アヴィヤンガについて調べたことを簡単にまとめてみます。
・インドの伝統医療であるアユールヴェーダの、オイルマッサージ。
・体質や季節により、マッサージの油を選ぶことができ、材料の元はセサミオイルが一番良いとされている。
・セサミオイル(太白)を泡立つくらい(約120度)沸かしてから冷まして(キュアリングしてから)遮光瓶に入れて冷暗所で保存し、マッサージに使用する。キュアリングすることで、不純物を飛ばす、肌から吸収しやすなる、抗酸化物質が増えるなどの利点がある。
・頭のてっぺんから足の爪の先までマッサージをした後、入浴かシャワーで軽く汗が出るまで体を温めることが重要。入浴前に毒素排出を促す作用のあるセサミオイルでマッサージをしてアーマ(毒素)を浮き上がらせ、その後入浴をすることで発汗し、毛穴が開くことで大量のアーマが皮膚から排出される。アーマは、尿や便からも排出される。
日本のエステサロンなどでは、マッサージ後に、30分ほど遠赤外線ドームやヒートマットで体を温め、オイルを十分浸透させ、発汗を促し毒素を出し、最後に入浴かシャワーで油をさっと流すなどの方法をとっているようです。うちには機材が無いので、マッサージ前にマジックテープ付きの湯たんぽ複数個で十分体を温めたあと全身マッサージを行い、終了後にオイルのついたまま半身浴をしてオイルの浸透と発汗をしてみました。もちろん、体は石鹸で洗いません。
・マッサージ時にセサミオイルを人肌〜40度くらいに温めることで、有効成分が皮膚から吸収されやすくなり、体内組織の細部にまで浸透する効力も高まる。
・全身にオイルを浸透させることで体内にこびり付いた油汚れを洗い流す。体を温めることで、体内の管が広がり、剥がした毒素を小腸・大腸へと流す。また同時にしっかりと発汗することで、体内に溜まった水溶性の毒素も排出する。
・体についた油は布で拭くか、豆の粉を用いてこすり取る。石鹸を使うと油が完全に取れてしまい効果が薄れてしまうが、衛生面で清潔さを保つ場合に必要であれば石鹸を使うことも認められる。
・アヴィヤンガを常にすることで、老化を遅らせ容貌をや体力を持続させる等の効果がある。
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